マイケル・ジャクソンの夢の跡地「ネバーランド」の現在と売却の真相

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マイケル・ジャクソンの夢の跡地「ネバーランド」の現在と売却の真相
マイケル・ジャクソンの夢の跡地「ネバーランド」の現在と売却の真相
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🎵 マイケル・ジャクソンの夢の跡地「ネバーランド」の現在と売却の真相

世界のエンターテインメント史に燦然と輝く「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソン。彼がかつて私財を投じて築き上げた伝説の私設遊園地「ネバーランド」は、ファンならずとも一度はその名を耳にしたことがあるはずです。

マイケルの没後、あの広大な楽園はどうなったのか――。一時は荒廃が報じられ、大幅に価格を下げて売却された経緯や、2020年代に入ってからの驚くべき再建の動き、そして伝記映画の撮影舞台としての復活まで、ネバーランドの過去・現在・未来を徹底解剖します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 現状と所有者:2020年にマイケルの友人である大富豪ロン・バークル氏が約2,200万ドルで買収し、現在は邸宅や景観の大規模な修復が進んでいる。
  • 遊園地と動物園:かつてのアトラクションは解体・売却され、動物たちも保護施設へ移送されたが、伝記映画『Michael』の撮影に伴い一部の遊具が劇的に再現された。
  • 見学の可否:名称は元の「シカモアバレー牧場」へと戻されており、完全な私有地のため一般公開やツアー見学は不可となっている。

【所在地と広さ】ネバーランドはどこにある?東京ドーム約240個分の広大な敷地

マイケル ジャクソン ネバーランド

ネバーランド(正式名称:ネバーランド・バレー・ランチ)が位置するのは、アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラ郡ロス・オリボスの長閑なワイン郷です。ロサンゼルス中心部から北西へ車で約2時間半から3時間ほどの距離にあります。

その敷地面積は約2,700エーカー(約1,100ヘクタール / 約11平方キロメートル)という桁違いのスケールを誇ります。これは東京ドーム約240個分、あるいは東京の千代田区がすっぽり収まるほどの広大さです。

マイケルはこの地を1988年に推定1,950万ドルから3,000万ドル前後で購入し、ピーター・パンに登場する「永遠に子どもでいられる国」にちなんでネバーランドと命名。大自然の中にメルヘンな邸宅、専用の駅と蒸気機関車、映画館、そして巨大な遊園地と動物園を作り上げました。

【遊園地と動物園の行方】かつてのアトラクションや動物たちはどうなったのか

マイケル ジャクソン ネバーランド

全盛期のネバーランドには、観覧車、メリーゴーラウンド、ジェットコースター、バンパーカー、さらには本格的なゲームセンターまで完備されていました。また、動物園エリアには象やキリン、トラ、オランウータン、マイケルの愛したチンパンジーのバブルスなど、多種多様な動物たちが暮らしていました。

しかし、2000年代中盤以降の維持管理の難航に伴い、これらの施設は姿を消すことになります。

  • 遊園地のアトラクション:2008年から2009年にかけてほぼすべての大型遊具が解体・撤去されました。一部の乗り物はカリフォルニア州サクラメントの移動遊園地会社や各地のテーマパークに売却され、今も別の場所で稼働しています。
  • 動物たちの保護:動物園の動物たちは、動物愛護団体や専門機関の監督のもと、全米の認可動物園やサンクチュアリ(野生動物保護施設)へと安全に移送されました。チンパンジーのバブルスもフロリダ州の類人猿保護センターに移り、現在も穏やかに暮らしています。

こうして敷地から遊具や動物が去り、広大な庭園や花時計、鉄道の線路など一部の象徴的モニュメントを残して、敷地は一時静寂に包まれることとなりました。

【売却の真相と価格暴落】なぜ手放したのか?1億ドルから約2200万ドルへの大暴落

マイケル ジャクソン ネバーランド

マイケルがこれほど愛したネバーランドを離れた最大の理由は、2003年の警察当局による家宅捜索と、それに続く一連の裁判でした。

2005年の裁判でマイケルには完全な無罪評決が下されましたが、約70人もの捜査官に踏み荒らされたことで「かつての聖域が汚されてしまった」と深い精神的ショックを受けます。マイケルは公判後、「二度とネバーランドには住まない」と宣言し、バーレーンなど海外へ生活拠点を移しました。

年間数百億円規模の莫大な維持費が重荷となり、2008年には不動産投資会社コロニー・キャピタルと合弁契約を結んで共同所有へ移行。2009年にマイケルが急逝した後は、元の名称である「シカモアバレー牧場(Sycamore Valley Ranch)」へと改称され、売りに出されることになります。

当初、2015年に提示された売却希望価格は1億ドル(当時のレートで約120億円)という強気の数字でした。しかし、広大すぎる維持費やネバーランドにまつわる複雑なイメージが災いし、買い手がつかないまま価格は6,700万ドル、3,100万ドルと段階的に引き下げられます。

最終的に2020年12月、約2,200万ドル(当時のレートで約23億円)という、当初の提示額から約8割引きとなる破格のディスカウント価格で売却が成立しました。

【現在の所有者】大富豪ロン・バークル氏による買収と丁寧な再生

2020年に新たなオーナーとなったのは、アメリカの投資会社ユカイパ・カンパニーズの共同創業者であり、億万長者として知られる実業家ロン・バークル(Ron Burkle)氏です。

バークル氏は単なる投機目的のバイヤーではなく、生前のマイケルと長年にわたり個人的な親交があった友人でもありました。マイケルの財政面での相談に乗るなど、生前の苦難を間近で知っていた人物です。

バークル氏の買収後、放置されていたメインハウスやゲストハウス、花時計、池、手入れの行き届いていなかった庭園などの大規模な修繕工事がスタート。荒れ果てていた敷地は見事な景観を取り戻し、プライベートな高級牧場リゾートとして大切に保全されています。

【映画『Michael』撮影と奇跡の復活】銀幕の舞台として蘇ったネバーランド

近年、ネバーランドが再び世界中のメディアやファンの間で大きな話題を集めました。マイケルの生涯を描くハリウッドの本格伝記映画『Michael(原題)』の公式ロケ地として使用されたためです。

マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが主演を務めるこの映画の撮影にあたり、現在の所有者バークル氏の協力のもと、かつてのネバーランド遊園地が敷地内に驚くべき精度で一時的に復元されました。

敷地には再び巨大な観覧車、移動式サーカステント、メリーゴーラウンド、カーニバルのゲームブース、色とりどりの風船が設置され、1990年代の全盛期の輝きがそのまま蘇ったのです。空撮写真や目撃情報がSNSに拡散されると、世界中のファンから「まるでマイケルの魔法が戻ってきたようだ」と感動の声が上がりました。

【一般公開と見学ツアー】現在ネバーランドの中に入ることはできるのか?

「ネバーランドを一度でいいから見学したい」と願う旅行者やファンは後を絶ちませんが、現状の見学ルールはどうなっているのでしょうか。

結論から言うと、ネバーランドは現在も完全な私有地であり、敷地内部の一般公開や観光ツアーは一切実施されていません

エルヴィス・プレスリーの旧邸宅「グレイスランド」のようにミュージアム化・観光地化する構想は過去に何度も持ち上がりましたが、周辺のロス・オリボス地区は閑静な農園・住宅街であり、大型観光バスや大量の観光客の流入に対して地元住民や自治体が強く反対した経緯があります。

現在、敷地のゲート前までは公道を通って行くことができますが、正門周辺には24時間体制の監視カメラと厳重な警備が敷かれています。無断立ち入りは不法侵入として厳しく処罰されるため、ファンが訪問する場合は、正門ゲートの外側で静かに思いを馳せるのみとなっています。

【マイケル・ジャクソンのネバーランド】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ネバーランドは今誰が持っていて、何に使われているのですか?
A1:実業家で大富豪のロン・バークル氏が所有しています。商業施設ではなくプライベートな牧場・邸宅地(シカモアバレー牧場)として保全されており、近年では伝記映画『Michael』の本格ロケ地としても活用されました。

Q2:ネバーランドにあった観覧車やジェットコースターは今もありますか?
A2:常設のアトラクションは2008年頃にすべて撤去・売却されており、現在は残っていません。ただし、映画撮影のために一時的に同型の遊具が持ち込まれ、当時の姿が再現されました。

Q3:敷地内に入ってマイケルの足跡を見学することはできますか?
A3:できません。一般公開は行われておらず、観光客向けの入場チケットや公式ツアーも存在しません。ゲート前までは行けますが、厳重なセキュリティで保護された私有地です。

まとめ:色褪せないポップの帝王の遺産とネバーランドの未来

マイケル・ジャクソンにとってネバーランドは、自らが失った幼少期を取り戻し、世界中の恵まれない子どもたちを無償で招いて笑顔を届けるための夢のユートピアでした。

数々の騒動と悲痛な別れを経て、一時は廃墟化も懸念されたこの場所は今、マイケルを深く理解する友人の手によって美しく甦り、映画というエンターテインメントの力を通じて再びその魅力を世界へ放ち始めています。

たとえ中に入ることができなくても、カリフォルニアの雄大な自然に抱かれたその地は、これからも「キング・オブ・ポップが抱いた永遠の夢の象徴」として語り継がれていくはずです。 (出典: マイケル ジャクソン ネバーランド(Yahoo!ニュース)