RIP SLYMEメンバーの現在と脱退の真相|不仲告白と3人体制
2000年代の日本の音楽シーンを軽やかなビートと卓越したラップスキルで席巻したヒップホップグループ「RIP SLYME(リップスライム)」。4MC+1DJという独自のスタイルで『楽園ベイベー』をはじめとするメガヒットを連発し、J-POPの頂点に君臨した彼らですが、度重なるスキャンダルやメンバー間の軋轢を経て、グループは大きな激変を経験しました。
かつて社会現象を巻き起こした5人はなぜ分裂に至り、どのような経緯で現在の形へと舵を切ったのでしょうか。PESの脱退といじめ告白、SUの不倫報道と離婚、そして残されたメンバーによる3人体制での再始動まで、2026年現在の各メンバーの最新動向を含めてその足跡を総力取材で深掘りします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2018年の活動休止を経て、現在はRYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの「3人体制」で精力的に音楽活動を継続中。
- 要点2:SUの不倫報道による活動休止に加え、PESが明かした過去のいじめ・精神的孤立がグループ分裂の決定的な要因となった。
- 要点3:脱退したPESはソロアーティストとして独自の音を追求し、SUもDJやイベント活動を行うなど、2026年現在も5人全員が音楽の世界に関わり続けている。
【メンバー一覧】RIP SLYMEの年齢・プロフィールと黄金期の代表曲・ヒット曲
RIP SLYMEは、1994年に結成された日本のヒップホップグループです。アンダーグラウンド色が強かった当時のヒップホップを、誰もが口ずさめるポップでハイセンスな音楽へと昇華させ、平成の音楽カルチャーを象徴する存在となりました。
まずは、グループを支えたオリジナルメンバー5人のプロフィールと年齢、そして輝かしいヒット曲を振り返ります。
【RIP SLYME メンバーの年齢・プロフィール】
- RYO-Z(リョージ):MC / リーダー格。1974年7月15日生まれ(51歳)。卓越したトーク力と確かなラップスキルでグループのフロントマンを務める。
- ILMARI(イルマリ):MC。1975年6月17日生まれ(50歳)。日本とフィンランドのハーフ。低音かつ滑らかなフロウが特徴で、妻は人気モデルの蛯原友里。
- DJ FUMIYA(フミヤ):DJ / トラックメイカー。1979年8月30日生まれ(46歳)。RIP SLYMEのサウンドの要であり、数々の名曲トラックを生み出した天才ビートメイカー。
- PES(ペス / 元メンバー):MC。1976年12月27日生まれ(49歳)。多くの楽曲で作詞・作曲を手掛け、キャッチーなフック(サビ)とメロディアスなラップでヒットを牽引。
- SU(スー / 元メンバー):MC。1973年11月20日生まれ(52歳)。独特の色気と低音ボイスを持つ最年長メンバー。パフォーマーとしても唯一無二の存在感を放った。
2001年に『STEPPER'S DELIGHT』でメジャーデビューを飾ると、同年にリリースした『One』が大ヒットを記録。翌2002年の『楽園ベイベー』は夏のアンセムとして社会現象となり、日本のヒップホップアーティストとして史上初の日本武道館単独公演を成功させました。その後も『黄昏サラウンド』『熱帯夜』『JOINT』など、チャートを席巻する代表曲を次々に世へ送り出しました。
【脱退の真相】なぜ分裂したのか?PESとSUの脱退理由・活動休止の経緯
順風満帆に見えたRIP SLYMEが崩壊へと向かった発端は、2017年4月に週刊誌で報じられたSUの不倫スキャンダルでした。当時、歌手の大塚愛と婚姻関係にあったSUの不倫報道は世間に大きな衝撃を与え、グループのタイアップ広告や出演予定だった大型音楽フェスの中止など、多大な影響を及ぼす事態へと発展しました。
この不祥事を受け、SUは活動自粛に追い込まれます。そして家庭環境にも深刻な亀裂が生じ、大塚愛とSUの離婚が2018年11月に正式発表されました。離婚の背景には、不倫報道にとどまらず、相手女性からの精神的な嫌がらせなど私生活での深刻なトラブルがあったと報じられています。
しかし、グループの崩壊はSUの不祥事だけが原因ではありませんでした。表舞台の混乱の裏側で、すでにグループの屋台骨を揺るがす決定的な亀裂が走っていたのです。
2018年10月、突如としてRIP SLYMEの公式サイトが閉鎖され、グループは「活動休止」を発表。事実上の解散状態に陥りました。そして後に明らかになったのは、PESがスキャンダル発覚直後の2017年9月の時点で、すでにグループを脱退していたという衝撃の事実でした。
【確執と波紋】PESが明かした「いじめ告白」とリップスライム不仲説の内幕
長年囁かれていたグループ内の不仲説が決定的な事実として白日の下に晒されたのは、活動休止から数年が経過した2021年11月のことでした。
発端は、残されたメンバーがインスタライブ等でRIP SLYMEの楽曲を扱い、ファンから「PESくんは戻らないのですか?」と質問が相次いだことでした。これに対し、PES本人が自身の公式サイトおよびSNSで沈黙を破り、2017年9月にすでに脱退していたこと、そして長年にわたっていじめのような扱いを受けていたことを告白したのです。
PESは声明の中で、「精神的に追い詰められ、グループ内でパシリのような扱いを受けていた」「関係修復のために何度も話し合いを求めたが、完全に拒絶・無視された」という生々しい実態を激白。「これ以上グループに関わりたくない、彼らと音楽をやることは絶対にない」と、修復不能な溝が存在することを明言しました。
かつて見せていた仲睦まじくユーモラスなグループのイメージは崩れ去り、20年近くにわたる活動の裏で生じていた深刻なパワーバランスの歪みが明るみに出た瞬間でした。この告白はファンの間に計り知れない衝撃と悲しみをもたらしました。
【現在の姿】3人体制で再始動したRIP SLYME|RYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの活動
PESの告白騒動によって一時は完全消滅も危ぶまれたRIP SLYMEですが、2022年3月、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制でグループとしての活動を正式に再開させました。
3人体制となったRIP SLYMEは、5ヶ月連続デジタルシングルリリース(『Humanity』『サナトリウム』など)を皮切りに、外部アーティストとのコラボレーションや公式YouTubeチャンネルの開設など、精力的なリスタートを切りました。
【現在の主要メンバーの活動状況】
- RYO-Zの現在:グループのリーダーとしてライブや制作を牽引。持ち前の明るいキャラクターでラジオパーソナリティやMC業、他アーティストとの客演などマルチに活躍。
- ILMARIの現在:音楽活動の傍ら、洗練されたビジュアルを活かしてファッションやデザイン関連のプロデュースに関与。妻・蛯原友里との家庭を支えつつ、ステージでは変わらぬタイトなラップを披露。
- DJ FUMIYAの現在:RIP SLYMEの楽曲制作はもちろん、数多くのメジャーアーティストやCM音楽、舞台音楽への楽曲提供・プロデュースを精力的に継続。日本のトップビートメイカーとして不動の地位を確立。
黄金期のサウンドとは一味違う、大人の遊び心を散りばめた新たなグルーヴを武器に、全国の大型フェスや単独ツアーなど、2026年の今も現役のライブアクトとして熱狂を生み出し続けています。
【SUとPESの現在】脱退組2人の今|大塚愛との離婚後のSUとソロアーティストPES
グループを去ったPESとSUの2人もまた、それぞれのフィールドで独自のキャリアを築き上げています。
【PESの現在:ソロアーティストとしての孤高の歩み】
RIP SLYME脱退後、PESはソロアーティストとして楽曲リリースを継続。自身主宰のレーベルやクリエイティブユニットを通じて、メロディアスで芯のある楽曲をファンに届けています。他アーティストへの楽曲提供やアパレルデザインなど、グループという枠組みから解放された自由な表現活動を展開し、アーティストとしての高い評価を維持しています。
【SUの現在:メディア復帰とDJ・表現活動】
大塚愛との離婚や芸能界からの事実上のフェードアウトを経て、SUは一時的に表舞台から身を引いていました。しかしその後、WEBメディアのインタビューやYouTube番組で当時の心境や自らの非を赤裸々に告白。現在はDJとしてのクラブイベント出演、舞台出演、ストリートブランドとのコラボなど、泥臭くも自らの足でリスタートを切っています。
5人が同じステージに立つ未来は現実的ではなくなったものの、それぞれが選んだ場所で自らの表現を追求し続けています。
【RIP SLYME メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIP SLYMEは現在、何人で活動していますか?解散はしたのですか?
A1:RIP SLYMEは解散していません。現在はRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で活動しています。PESとSUの2名はすでに正式脱退しています。
Q2:PESが脱退した本当の理由は何ですか?
A2:PES本人の公式告白によると、長年にわたるメンバー間での関係性の悪化や、精神的な圧迫・いじめのような扱いを受けたことが直接の理由です。2017年9月に脱退届を提出し、完全にグループを離脱しました。
Q3:SUの脱退と大塚愛との離婚の理由は?
A3:2017年4月に報じられたモデルとの不倫スキャンダルが引き金です。グループの活動休止やタイアップ降板などの騒動に発展し、2018年11月に大塚愛との離婚が成立。グループの活動休止とともに事実上の脱退となりました。
Q4:オリジナルメンバー5人での再結成や復活の可能性はありますか?
A4:現時点において、5人での再結成の可能性は極めて低いと考えられます。PESが明かした確執の深さや現在の独立した活動状況を鑑みると、3人体制のRIP SLYMEとソロの元メンバーという現在の形態が今後も続くと見られます。
まとめ:時代を彩った5人の軌跡と2026年以降の新たなステージ
日本のポップミュージック史に類を見ない足跡を残したRIP SLYME。不倫報道、メンバー間の確執、そして脱退劇という苦難の歴史を辿ったことは事実ですが、彼らが平成の音楽シーンにもたらした爽快なヴァイブスと名曲の数々は、今なお色褪せることはありません。
3人体制として大人のヒップホップを鳴らし続ける現在のRIP SLYMEと、自らの信念を貫きソロの道を歩むPES、そして再起を図るSU。形こそ変われど、5人が鳴らしてきたカルチャーの灯火は、それぞれの新たなステージで灯り続けています。 (出典: rip slyme メンバー(Yahoo!ニュース))