巨人歴代ホームランランキングTOP30!王・松井から岡本・坂本の現在地
日本プロ野球の歴史において、常に球界の中心として数々のドラマを生み出してきた読売ジャイアンツ。伝統の巨人軍において、ファンの心を最も熱く揺さぶってきたのは、スタンドへと吸い込まれる豪快なホームランの放物線です。黎明期のレジェンドから昭和・平成の黄金期を支えた主砲、そして令和のグラウンドで戦い続ける現役戦士に至るまで、歴代のスラッガーたちが積み上げたアーチの数は球団の誇りそのものと言えます。
近年では、若くして主砲の重責を担う岡本和真の驚異的な量産ペースや、キャプテンとしてチームを牽引してきた坂本勇人の歴代上位進出など、球団史の塗り替えがリアルタイムで続いています。本稿では、巨人の在籍時通算本塁打記録をもとにした歴代ランキングTOP30をはじめ、伝説の打者たちの軌跡、歴代助っ人外国人の功績、シーズン最多本塁打記録の真相まで、膨大なデータとともに徹底的に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:巨人の歴代通算本塁打ランキングは王貞治の868本を頂点に、長嶋茂雄、阿部慎之助、原辰徳、松井秀喜ら球界を代表するスラッガーが上位に君臨。
- 要点2:現役では坂本勇人が通算300本塁打に到達・肉薄し、岡本和真が歴代最速クラスのペースで上位レジェンドたちを猛追中。
- 要点3:助っ人外国人ではウォーレン・クロマティが球団最多を誇り、シーズン記録では王貞治の55本や松井秀喜の50本が燦然と輝く。
【一覧表】読売巨人軍の歴代通算ホームランランキングTOP30

読売ジャイアンツの歴史を彩ってきた歴代打者たちのうち、巨人軍在籍時に放った本塁打数で集計した歴代ランキングTOP30を公開します。移籍選手の他球団での記録を除いた「ジャイアンツのユニフォームで放ったアーチ」に限定した珠玉のランキングです。
| 順位 | 選手名 | 巨人通算本塁打 | NPB通算本塁打 | 主な在籍期間 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 王貞治 | 868本 | 868本 | 1959-1980 |
| 2位 | 長嶋茂雄 | 444本 | 444本 | 1958-1974 |
| 3位 | 阿部慎之助 | 406本 | 406本 | 2001-2019 |
| 4位 | 原辰徳 | 382本 | 382本 | 1981-1995 |
| 5位 | 松井秀喜 | 332本 | 332本(日米通算507本) | 1993-2002 |
| 6位 | 高橋由伸 | 321本 | 321本 | 1998-2015 |
| 7位 | 坂本勇人 | 295本前後 | 295本前後(現役) | 2007-現役 |
| 8位 | 岡本和真 | 260本超 | 260本超(現役) | 2015-現役 |
| 9位 | 柴田勲 | 194本 | 194本 | 1962-1980 |
| 10位 | 清原和博 | 185本 | 525本 | 1997-2005 |
| 11位 | 川上哲治 | 181本 | 181本 | 1938-1958 |
| 12位 | ウォーレン・クロマティ | 171本 | 171本 | 1984-1990 |
| 12位タイ | 中畑清 | 171本 | 171本 | 1976-1989 |
| 14位 | 吉村禎章 | 149本 | 149本 | 1982-1998 |
| 15位 | アレックス・ラミレス | 148本 | 380本 | 2008-2011 |
| 16位 | 長野久義 | 144本前後 | 160本超(現役含む) | 2010-18, 2023- |
| 17位 | 村田修一 | 142本 | 360本 | 2012-2017 |
| 18位 | 二岡智宏 | 138本 | 173本 | 1999-2008 |
| 19位 | 丸佳浩 | 135本前後 | 300本超(現役) | 2019-現役 |
| 20位 | 駒田徳広 | 132本 | 195本 | 1981-1993 |
| 21位 | 清水隆行 | 128本 | 131本 | 1996-2008 |
| 22位 | 青田昇 | 117本 | 265本 | 1942-43, 48-52 |
| 22位タイ | 広岡達朗 | 117本 | 117本 | 1954-1966 |
| 24位 | 亀井善行 | 101本 | 101本 | 2005-2021 |
| 25位 | 篠塚和典 | 92本 | 92本 | 1976-1994 |
| 26位 | 小久保裕紀 | 82本 | 413本 | 2004-2006 |
| 26位タイ | 仁志敏久 | 82本 | 98本 | 1996-2006 |
| 28位 | 与那嶺要 | 75本 | 82本 | 1951-1960 |
| 29位 | 江藤智 | 69本 | 364本 | 2000-2005 |
| 30位 | 落合博満 | 68本 | 510本 | 1994-1996 |
TOP30の顔ぶれを見渡すと、通算数百本塁打を記録した大打者であっても、巨人一筋で過ごしたか移籍加入かによって順位に大きな違いが現れます。生え抜きの強打者が上位を独占する一方で、落合博満や小久保裕紀のように短期間の在籍で強烈なインパクトを残したスラッガーもランクインしている点が、巨人の選手層の厚さを物語っています。
王貞治・長嶋茂雄・松井秀喜が築いた「読売ジャイアンツ本塁打記録」の金字塔

巨人の本塁打史を語る上で絶対に外せないのが、世界記録保持者である王貞治の存在です。一本足打法から放たれた通算868本塁打という前人未到の記録は、巨人の球団記録であると同時に、プロ野球通算本塁打ランキングの頂点に君臨し続けています。1962年から13年連続で本塁打王を獲得するなど、まさに巨人の黄金時代そのものを牽引しました。
その王貞治とともに「ON砲」として一世を風靡した長嶋茂雄は、通算444本塁打を記録。勝負どころで見せる劇的な一発はファンの記憶に鮮烈に刻まれ、数字以上の存在感を放ちました。さらに平成の巨人を象徴する主砲となったのが「ゴジラ」こと松井秀喜です。松井は巨人軍での実働10年間で332本塁打を積み上げ、メジャーリーグ挑戦直前の2002年にはシーズン50本塁打を達成。NPBにおける圧倒的な打撃成績を残して海を渡りました。
また、捕手という過酷なポジションを務めながら通算406本塁打をマークした阿部慎之助現監督や、「若大将」として4番打者の重責を担い続けた原辰徳(382本塁打)など、歴代の看板打者たちが築いた記録の壁は極めて高く聳え立っています。
【現役の現在地】岡本和真の通算本塁打数と坂本勇人の歴代順位を徹底分析

偉大な先人たちに迫る現役選手として、ファンの熱視線を集めているのが岡本和真と坂本勇人の2人です。巨人の現役選手における通算本塁打数ランキングを牽引する両雄は、それぞれ異なるアプローチで歴史を刻んでいます。
若き4番打者として君臨する岡本和真は、2018年に「3割・30本・100打点」を史上最年少で達成して以来、球団史上屈指のハイペースで本塁打を量産。20代のうちに通算200本塁打をクリアし、巨人歴代通算本塁打ランキングでも単独8位まで急浮上してきました。過去のシーズンで40本の大台を複数回記録するなどその破壊力は球界随一であり、歴代6位の高橋由伸(321本)や5位の松井秀喜(332本)を視野に捉えるペースで進化を続けています。
一方、高卒2年目から遊撃手のレギュラーとして球界の第一線を走り続けてきた坂本勇人は、長年にわたる安定した打撃で通算300本塁打の大台へと到達・肉薄しています。ショートを主戦場としながらこれほどの本塁打を積み上げた打者はプロ野球史上でも極めて稀であり、巨人軍歴代ランキングでも7位という堂々たるポジションを確立。2000本安打とあわせ、名実ともに歴代屈指のレジェンド打者としての地位を固めています。
最強助っ人は誰だ?巨人歴代「助っ人外国人」ホームランランキング
巨人の歴史を彩ってきた強力打線において、打線の起爆剤として重要な役割を果たしてきたのが助っ人外国人選手たちです。巨人軍に在籍した歴代外国人選手の本塁打ランキングを振り返ると、記憶にも記録にも残る名選手たちが並びます。
球団の助っ人外国人として最多本塁打記録を保持しているのは、1980年代後半に強烈なインパクトを残したウォーレン・クロマティ(通算171本)です。「バンザイコール」でファンに愛されたクロマティは、勝負強い打撃と豪快なスイングで長年にわたり主軸を務めました。これに次ぐのが、ヤクルトから移籍して巨人の主砲として大活躍したアレックス・ラミレス(巨人時代148本・NPB通算380本)です。ラミレスは2010年にシーズン49本塁打を放つなど、驚異的な適応力でアーチを量産しました。
| 順位 | 助っ人外国人選手名 | 巨人通算本塁打 | 在籍年度 | 特徴・主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ウォーレン・クロマティ | 171本 | 1984-1990 | 1989年MVP、首位打者、球団外国人通算最多記録 |
| 2位 | アレックス・ラミレス | 148本 | 2008-2011 | 2010年本塁打・打点2冠、シーズン49発 |
| 3位 | ロベルト・ペタジーニ | 63本 | 2003-2004 | 高出塁率を誇る超大型スラッガー、2年で63発 |
| 4位 | ケーシー・マギー | 39本 | 2017-2018 | 勝負強い中距離打者として打線を牽引 |
| 5位 | ビル・ガリクソン / スミス等 | 各20〜30本台 | 各年代 | 短期間ながら強烈な長打力で貢献 |
外国人選手の獲得と適応には各時代で多くの試行錯誤がありましたが、クロマティやラミレスのように日本野球を深くリスペクトし、チームに溶け込んだ選手たちが圧倒的な数字を残しています。
【シーズン最多記録】巨人の1シーズン最多本塁打ランキングと伝説のシーズン
通算記録だけでなく、1年間でどれだけスタンドへボールを叩き込んだかという「シーズン最多本塁打記録」にも、巨人の栄光の歴史が凝縮されています。単一シーズンにおける球団本塁打記録の上位は以下の通りです。
| 順位 | 選手名 | シーズン本塁打数 | 達成年度 | 当時のハイライト |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 王貞治 | 55本 | 1964年 | 当時の日本記録。長年NPB最高峰として君臨 |
| 2位 | 松井秀喜 | 50本 | 2002年 | 日本ラストイヤーに念願の50本到達、三冠王に迫る |
| 3位 | 王貞治 | 51本 | 1977年 | 通算756号世界新記録を達成したメモリアルイヤー |
| 4位 | 王貞治 | 50本 | 1973年 | V9達成の原動力となった主砲の活躍 |
| 5位 | アレックス・ラミレス | 49本 | 2010年 | 球団右打者のシーズン最多本塁打記録 |
| 6位 | 王貞治 | 49本 | 1968年・1974年 | 圧倒的なペースで本塁打王を獲得 |
| 7位 | 松井秀喜 | 42本 | 2000年 | 日本一を決めるミレニアム打線の中心 |
| 8位 | 小久保裕紀 / 岡本和真 | 41本 | 2004年 / 2023年 | 生え抜き右打者および移籍初年度の球団記録タイ |
1964年の王貞治が記録した55本塁打は、東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン(60本)に抜かれるまで、半世紀近くにわたり日本プロ野球記録として語り継がれました。2002年の松井秀喜による50本塁打達成は、東京ドームに詰めかけたファンを熱狂させ、平成プロ野球の最高到達点の一つとして今も色褪せません。
また、巨人の生え抜き右打者としては長らくシーズン40本塁打の壁が存在していましたが、岡本和真が2023年に41本塁打をマーク。2004年に小久保裕紀が樹立した右打者記録に並ぶなど、新たな歴史を切り拓いています。
【巨人 ホームラン ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:読売ジャイアンツの歴代ホームラン数で1位の選手と現役最上位は誰ですか?
A1:球団歴代1位は王貞治の通算868本です。これはプロ野球通算記録および世界記録でもあります。現役選手の中での巨人通算本塁打数最上位は坂本勇人(約295本前後)であり、次いで岡本和真(260本超)が続いています。
Q2:岡本和真選手は今後、歴代何位までランキングを伸ばせる可能性がありますか?
A2:岡本選手は毎シーズン30本以上のペースを維持しており、300本塁打到達は確実視されています。このペースを維持すれば、歴代6位の高橋由伸(321本)、5位の松井秀喜(332本)を追い抜く可能性が極めて高く、将来的には4位の原辰徳(382本)や3位の阿部慎之助(406本)の背中を捉える球団史上屈指の大打者になることが期待されています。
Q3:歴代助っ人外国人で最もホームランを打った選手は誰ですか?
A3:巨人軍の歴代助っ人外国人最多本塁打記録は、ウォーレン・クロマティの通算171本です。在籍4年間で148本を量産したアレックス・ラミレスがこれに次ぐ第2位となっています。
まとめ:伝統のアーチが生み出す巨人の未来とスラッガーたちの挑戦
読売ジャイアンツの歴代ホームランランキングは、単なる打撃成績の集積ではなく、各時代を熱狂させたスーパースターたちの魂の記録です。王貞治の868本という不滅の金字塔を筆頭に、長嶋茂雄の勝負強さ、松井秀喜の圧倒的な放物線、そして阿部慎之助や原辰徳が刻んだ主砲としての責任感は、現代の選手たちにも脈々と受け継がれています。
現在グラウンドに立つ岡本和真や坂本勇人が新たな数字を刻むたび、巨人軍の歴史はさらに分厚いものへと進化していきます。今後、先人たちが遺した高い壁にどこまで迫り、そしてどのような伝説を新たに打ち立てていくのか、伝統球団のアーチストたちの挑戦から目が離せません。 (出典: 巨人 ホームラン ランキング(Yahoo!ニュース))