嵐の所属事務所はどこへ?新会社設立の真相と5人の独立契約を総力解剖
性加害問題に端を発した旧ジャニーズ事務所の解体とSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)への移行という激動のなか、国民的アイドルグループ・嵐の動向はエンタメ界のみならず社会的な関心事であり続けてきました。2020年末の活動休止以降、メンバー個々が独自のフィールドで活躍を続ける一方、2024年春には5人が共同出資による新会社「株式会社嵐」を立ち上げるというかつてない決断を下しました。
「現在の嵐はどの事務所に所属しているのか」「なぜ自分たちで会社を設立する必要があったのか」、そして「二宮和也や松本潤の個人独立はグループ活動にどう影響するのか」。ファンの間で渦巻く数々の疑問と、グループの未来を左右する契約形態の全貌について、業界の最新取材と綿密なリサーチをもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:グループとしての嵐は5人が共同出資した「株式会社嵐」に所属し、STARTO社とグループエージェント契約を結ぶ独自のハイブリッド体制をとっている。
- 要点2:二宮和也と松本潤が個人事務所を設立して独立する一方、櫻井翔と相葉雅紀はエージェント契約、大野智も新会社に名を連ねており、5人の結束と権利基盤は強固に守られている。
- 要点3:知財や企業法務のスペシャリストである弁護士・四宮隆史氏を代表取締役に招聘したことで、自律的な意思決定権を確保し、ファンクラブの維持と将来的な活動再開への道筋を整えている。
嵐の所属事務所は現在どこ?新会社「株式会社嵐」とSTARTO社の二層構造

現在、嵐というグループの所属先を正しく理解するには、「グループとしての所属」と「個人としてのマネジメント」を明確に切り離して捉える必要があります。結論から言えば、グループ「嵐」は、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人全員が共同出資して立ち上げた「株式会社嵐」の所属となっています。
これまでの芸能界のように「特定の芸能プロダクションにグループ全体がそのまま抱え込まれる」形態ではありません。株式会社嵐が主体となり、実務支援やファンクラブ運営等のインフラを担うSTARTO ENTERTAINMENTと「グループエージェント契約」を締結しています。つまり、「株式会社嵐」が意思決定の主導権を握り、実務パートナーとしてSTARTO社と提携するという、極めて先進的な二層構造が敷かれています。
このスキームにより、グループの活動方針や将来のプロジェクト、グッズや配信といったIP(知的財産)の扱いに関して、5人が直接コントロールできる自律性を獲得した点が、従来の大手プロダクション所属時代との決定的な違いです。
なぜ自分たちで会社を作ったのか?「株式会社嵐」設立理由と代表取締役・四宮隆史氏の手腕

5人が新会社設立に踏み切った背景には、旧体制の崩壊に伴う受動的な混乱を避け、「自分たちの意志で嵐の運命をハンドリングする」という強い決意がありました。2020年末からグループ活動を休止しているなか、所属母体だった旧ジャニーズ事務所が消滅し、新会社STARTO社が発足する過程で、グループを巡る権利関係や今後のマネジメント方針を他人に委ねたままでは迅速なアクションが取れなくなる恐れが生じたためです。
会社設立時の連名コメントでも、「これまで以上に主体的に判断し、行動したい」という思いが明かされていました。自分たちの歩幅で、ファンの期待に応えられるタイミングを見極め、主体的に企画を動かすための受け皿こそが「株式会社嵐」でした。
特筆すべきは、同社の代表取締役に就任した弁護士の四宮隆史(しのみや・たかし)氏の存在です。四宮氏は映画プロデューサーや脚本家、俳優らが所属するエージェント会社「CRG(クリエイティブ・ガーディアン)」の代表も務め、エンターテインメント法務の第一人者として知られています。
メンバー自身が経営実務の矢面に立ってクリエイティブを阻害されるのを防ぐため、法務・契約・知財管理のプロフェッショナルフェローである四宮氏をトップに据えた戦略は、業界内でも「極めて合理的でクレバーなガバナンス設計」として高く評価されています。
二宮和也・松本潤の独立理由と残る3人の現在地|メンバー5人の個人事務所・契約形態

グループの所属基盤が「株式会社嵐」に統一された一方、個人の芸能活動においてはメンバー5人で契約形態が分かれています。それぞれの現状と独立を選んだ理由は以下の通りです。
まず先陣を切ったのは二宮和也でした。2023年秋の事務所再編の渦中、個人活動における情報発信や俳優としてのオファー対応に遅れが生じるリスクを回避するため、個人事務所「オフィスにの本」を設立して独立。いち早く個人としての活動窓口を自前化し、フリーランスに近い形で映画・ドラマ・バラエティへの出演を続けています。
続いて2024年5月には、松本潤がSTARTO社からの個人独立を発表しました。長年にわたり嵐のコンサート演出を手掛け、近年は舞台出演やプロデュース業にも関心を広げていた松本は、自身のクリエイティブをより自由かつグローバルに追求するため、個人会社「MJC」を通じて活動を展開する道を選びました。
一方で、櫻井翔と相葉雅紀の2人は、個人活動についてSTARTO社と専属マネジメントまたはエージェント契約を結び、厚いサポート体制を維持しながら報道番組やバラエティ、MC業を堅調にこなしています。
そして現在も芸能活動を休止しているリーダーの大野智ですが、株式会社嵐の取締役に名を連ね、グループのメンバーとしての権利関係を他4人と等しく保持しています。大野が個人名義で他事務所へ移籍することなく、株式会社嵐の一員として名を留めている事実は、嵐という母艦を大切に守り抜く彼らの連帯感の象徴でもあります。
嵐とSTARTO社のエージェント契約の真相|ファンクラブ継続の経緯と権利の行方
二宮や松本が個人としてSTARTO社を離れ、新会社を立ち上げたにもかかわらず、なぜ嵐のファンクラブは存続し、莫大な楽曲権利は散逸せずに済んでいるのでしょうか。その鍵を握るのが、「グループエージェント契約」の精緻な設計です。
数百万人規模の会員を抱える嵐のファンクラブは、単なる名簿ではなく、チケット販売インフラや巨大な決済システム、カスタマーサポートを必要とする大規模なプラットフォームです。新設されたばかりの株式会社嵐が単独でこれをゼロから運営することは現実的ではありません。
そこで株式会社嵐は、ファンクラブの基幹業務やコンサート開催時のロジスティクス、既存楽曲の原盤権・出版権の管理・ディストリビューションをSTARTO社へ委託する形態をとりました。STARTO社側も、国民的看板コンテンツである嵐との関係を維持することで経営基盤の信頼性を担保できる利点があります。
この合意に基づき、ファンクラブは解散されることなく従来通りの運用が継続され、会員は5人が揃う日のための「居場所」を失わずに済むこととなりました。権利の分散や利権争いを生じさせず、合理的に協業関係を維持した点に両社の高度な交渉力が見受けられます。
「解散ではなく前進」事務所移籍と新体制に対するネットの反応と世論の評価
株式会社嵐の設立やメンバー個人の独立が相次いだ際、SNSやネットのファンコミュニティではどのような反応が巻き起こったのでしょうか。
当初、二宮や松本の独立が報じられた瞬間には「実質的な解散へと向かう予兆ではないか」「空中分解してしまうのではないか」という不安の声も散見されました。しかし、5人の明確な声明文と「5人で嵐」という変わらぬメッセージ、そして全員の名前が刻まれた会社の登記情報が知れ渡るにつれ、ネット上の空気は大きな安堵と称賛へと一変しました。
X(旧Twitter)などでは、次のようなポジティブな声が大勢を占めるようになりました。
- 「個人で身軽に挑戦しながら、グループの看板は5人でがっしり守るスタイルが新時代すぎる」
- 「四宮弁護士を社長につけるあたりの本気度と知的な防衛策に痺れた」
- 「誰一人欠けることなく、前例のない道を切り拓く嵐をこれからも信じられる」
芸能関係者の間でも、旧態依然としたタレント拘束型のビジネスモデルから、欧米型の権利分離&エージェント活用へとスムーズに脱皮した今回のケースは、日本の芸能史上きわめて画期的なケーススタディとして高く評価されています。
【2026年最新動向】嵐の活動再開最新ニュースと5人が揃うメモリアルイヤーへの布石
ファンが最も固唾を飲んで見守っているのが、「嵐のグループ活動再開はいつ、どのような形で実現するのか」という点です。
株式会社嵐の設立以降、実質的な「活動再開のための法的・物理的ハードル」はすべてクリアされました。意思決定機関が存在し、サポートするSTARTO社との契約も締結され、ファンクラブというファンとの強靭なパイプラインも完全に生きています。残る課題はただ一つ、「5人のクリエイティブな意思とタイミングの一致」です。
特に休止中の大野智のメンタルや生活環境への配慮は、メンバー全員が一貫して最優先に掲げてきた事項です。強制的なスケジュールではなく、大野が「もう一度ステージに立ちたい」と心から思えるコンディションを整えることこそが、株式会社嵐というシェルターを作った真の理由でもありました。
メモリアルな節目やアニバーサリーを巡り、ドーム公演や限定的なライブ、あるいは新曲リリースなど、様々なシナリオが水面下で協議され続けています。焦ることなくそれぞれの個人活動で実力を蓄えながら、来るべき再集結の瞬間へ向けて着実に足場を固めているのが現在の嵐の姿です。
【嵐の所属事務所】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐のメンバーはSTARTO社を完全に退所・移籍したのですか?
A1:完全な退所ではありません。グループとしての「嵐」は新会社「株式会社嵐」に所属し、STARTO社とエージェント契約を結んで協業しています。個人としては二宮和也さんと松本潤さんが独立して自身の会社を構えていますが、櫻井翔さんと相葉雅紀さんは引き続きSTARTO社と契約を結んでおり、柔軟なハイブリッド形式をとっています。
Q2:二宮和也さんや松本潤さんが個人事務所を作っても、嵐の活動はできますか?
A2:支障なく参加できます。二宮さん・松本さんともに「グループ活動がある際は株式会社嵐のメンバーとして参加する」ことを公式に明言しており、契約上もグループ活動と個人マネジメントが綺麗に切り分けられているため、活動再開時の制約にはなりません。
Q3:株式会社嵐の代表取締役がメンバーではないのはなぜですか?
A3:芸能法務や知財管理の専門家である四宮隆史弁護士を社外から代表に招聘することで、複雑な権利関係の整理、契約交渉、会社経営の実務を円滑に進めるためです。メンバーがクリエイティブに専念しつつ、コンプライアンス面でも隙のない経営体制を構築する狙いがあります。
Q4:現在のファンクラブの会費や運営はどうなっていますか?
A4:株式会社嵐とSTARTO社の契約に基づき、ファンクラブ業務はSTARTO社の運営基盤を通じて変わらず継続されています。会報の発行や会員限定コンテンツの配信、バースデーカードなども従前通り届けられており、会員が手続きをし直す必要はありません。
まとめ:自律した「5人の絆」が開くアイドルビジネスの新たな地平
芸能界を取り巻く劇的な変革期において、嵐が示した「株式会社嵐」の立ち上げとエージェント契約という選択は、過去の慣習に囚われない見事な解法でした。個人活動の自由度を最大限に高めながら、グループとしての看板とファンクラブを守り抜き、法的な権利基盤をしっかりと掌握したその歩みは、後進のタレントたちにとっても大きな道標となっています。
彼らが自らの手で築き上げたこの強固な城組がある限り、嵐の灯が消えることはありません。それぞれの持ち場で輝きを増す5人が再び同じ旗のもとに集い、新たな景色を見せてくれるその日を、今は温かく見守りたいところです。 (出典: 嵐 事務 所(Yahoo!ニュース))