新型フォレスターはひどい?酷評の真相と価格高騰・欠点を徹底解剖
フルモデルチェンジを果たしたスバルの基幹SUVに対し、SNSや自動車コミュニティ上で「新型フォレスターはひどい」「デザインがダサくなった」といった辛辣な声が相次いでいます。北米市場を強く意識したエクステリアの大刷新や、待望の次世代パワートレインを巡ってユーザーの評価は大きく二分しているのが現状です。
長年フォレスターを乗り継いできた熱狂的なスバリストから一般のファミリー層まで、なぜここまで過激な批判が噴出しているのでしょうか。本稿では、ネット上で囁かれる不満の真相をジャーナリスティックな視点から解剖し、価格設定、実燃費、後部座席の居住性、走行フィールに潜む「購入前に見逃せない欠点」を白日の下に晒します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:デザインの酷評は「北米向け大柄デザインへの変貌」と「スバルらしさの喪失」に対するファンの反発が主因。
- 要点2:ストロングハイブリッド採用で乗り出し価格が450万〜500万円超へ急騰し、コスパ重視層が離反。
- 要点3:機械式AWDの走破性は屈指だが、ライバル(RAV4等)に及ばない実燃費やタッチパネル主体の操作系に辛口評価が集中。
【デザイン酷評の真相】「ダサい」「アメ車風」と囁かれる新型の外観とネットの評判

新型のフロントマスクが公開された瞬間、自動車系掲示板やSNSでは「新型フォレスターのデザインの評判」が炎上気味にトレンド入りしました。最も目立ったのは「フロントグリルとヘッドライトが一体化し、フォードやエクスプローラーのようなアメ車に見える」「かつての無骨なスバルらしさが消え失せた」という声です。
歴代フォレスターは、視界の良さとボクシーな実用美を武器に独自のアイデンティティを築いてきました。しかし今回のフルモデルチェンジでは、最大の収益源である北米市場のトレンドに合わせ、水平基調の大型グリルと左右に広がるLEDシグネチャーを採用。このドラスティックな路線変更が、従来のファン層に「新型フォレスターがダサいという噂の真相」として受け止められる引き金となりました。
一方で、実車を目にしたユーザーからは「写真映えはしないが、実物の塊感とワイド&ローなスタンスは迫力がある」と評価を覆す意見も出ています。単なる改悪ではなく、グローバル市場での競争力を高めるための「アメリカナイズされた意匠」を受け入れられるかどうかが、外観評価の決定的な分かれ道となっています。
【価格高騰の衝撃】ストロングハイブリッド導入で乗り出し500万?値上げの理由まとめ

デザイン以上にユーザーを震撼させているのが、車両本体価格の著しい上昇です。スバル新型フォレスターのフルモデルチェンジにおける最大の欠点として、多くの検討者が「予算オーバー」を挙げています。
最大の目玉であるトヨタのハイブリッド技術(THS)をベースに共同開発された「次世代e-BOXER」こと、新型フォレスターのストロングハイブリッドの価格は、最上位グレードで車両本体だけで400万円台半ばに達します。メーカーオプションや諸費用を含めると、乗り出し価格が500万円の大台を突破するケースも珍しくありません。
この新型フォレスターの値上げの理由まとめとしては、以下の要因が複合的に絡み合っています。
- 2.5L水平対向エンジン+シリーズ・パラレル式ハイブリッドの高コストな専用設計
- プロペラシャフトを介して後輪へダイレクトに駆動力を伝える機械式シンメトリカルAWDの維持
- 広角単眼カメラや最新センサーを追加した新世代アイサイトの全車標準化
- 原材料費・物流コストの世界的なインフレと、フルインナーフレーム構造によるボディ剛性強化
かつて「300万円台前半で買える本格四駆SUV」として圧倒的なコストパフォーマンスを誇ったフォレスターが、一気に高級プレミアムSUVの価格帯へ足を踏み入れたことが、「庶民の手が届かなくなってひどい」という失望感を生み出しています。
【実燃費と走行性能】新型e-BOXERの実力比較|トヨタRAV4に勝てない決定的な弱点

スバリストが渇望していた本格ストロングハイブリッドですが、燃費性能の絶対値を他社と比較するとシビアな現実が浮き彫りになります。新型フォレスターの燃費と実燃費の比較検証において、購入検討者が抱く過度な期待は禁物です。
トヨタの『RAV4 ハイブリッド(E-Four)』がWLTCモードで20km/L超、実燃費でも18〜21km/L前後をコンスタントに叩き出すのに対し、新型フォレスターのストロングハイブリッドは実燃費で16〜18km/L前後に留まります。マイルドハイブリッド時代(11〜13km/L程度)と比較すれば劇的な進歩ですが、「トヨタ並みの超低燃費」を期待したユーザーからは落胆の声が漏れています。
燃費で後塵を拝する理由は、スバルが頑なに妥協しなかった駆動システムにあります。モーターのみで後輪を回す電気式4WD(E-Four)とは異なり、スバルはプロペラシャフトで前後を直結するメカニカル四駆をハイブリッドでも堅持しました。その結果、スバルのe-BOXERの走行性能の評価としては、深雪や泥濘路での圧倒的な脱出性能、高速コーナリング時の接地感でクラストップの走りを実現したものの、重量増と機械損失が燃費の伸びを阻むトレードオフを抱えることになりました。
【試乗辛口レビュー】内装の質感・乗り心地と後部座席に集まる不満の正体
ジャーナリストや一般テスターによる新型フォレスターの試乗辛口レビューでは、キャビンの使い勝手や乗り味について容赦のない指摘がなされています。
まず新型フォレスターの内装の質感に対するネットの反応で槍玉に挙げられているのが、センターに鎮座する11.6インチの大型インフォテインメントディスプレイです。エアコンの風量や温度調整、シートヒーターの操作までタッチパネルに統合されたことで、「走行中のブラインド操作が極めて危険で使いにくい」「物理ダイヤルを残すべきだった」という批判が殺到しています。また、500万円クラスの車としてはドアトリム下部やセンターコンソール周辺のハードプラスチック感が目立ち、内装のプレミアム感が価格に見合っていないという指摘も後を絶ちません。
さらに見過ごせないのが、新型フォレスターの乗り心地と後部座席への不満です。骨格剛性が大幅に向上した反面、足回りは欧米の高速巡航を見据えた引き締まったセッティングとなっています。低速域の市街地走行では、19インチタイヤ装着車を中心に路面の段差をコツコツと拾う硬さが目立ちます。
後席空間自体は頭上・足元ともに十分な広さが確保されているものの、ハイブリッド用バッテリーをリアフロア下に配置した関係で、「座面の沈み込みが浅く腿裏のサポート性が低下した」「長時間のドライブで同乗者が疲れやすい」といったファミリーユース特有の辛口評価が寄せられています。
【アイサイトの進化と最新納期動向】購入前にチェックすべきリアルな購入障壁
ネガティブな要素が取り沙汰される一方で、安全性能に関しては世界基準の進化を遂げています。新型フォレスターのアイサイトの性能の評判は非常に高く、従来のステレオカメラに広角単眼カメラを加えた「3眼カメラ」と前側方レーダーの組み合わせにより、交差点での歩行者・自転車・二輪車の巻き込み防止性能が飛躍的に向上しました。
高度運転支援システム「アイサイトX」を選択すれば、自動車専用道路での渋滞時ハンズオフアシストやカーブ前速度制御が作動し、ロングドライブの疲労感は劇的に軽減されます。この先進安全装備の安心感こそが、酷評の中でも契約に踏み切るユーザーの最大の決定打となっています。
購入検討者が直面しているもう一つのハードルが、新型フォレスターの納期の最新動向です。ストロングハイブリッドモデルは世界的な受注集中と専用コンポーネントの供給制約により、発売直後から納期が半年〜8ヶ月以上へと長期化しています。「車検切れに間に合わない」「納車待ちの間に熱が冷めた」といった声がキャンセルや他社流出につながるケースも散見されます。
【新型フォレスターはひどい?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:旧型(5代目SK系)から乗り換える価値は本当にありますか?
A1:静粛性の向上、先進安全装備(アイサイトの3眼化・アイサイトX)、高速道路でのツアラー性能を重視するなら確実な進化を体感できます。ただし、市街地での柔らかな乗り心地や低価格、物理ボタンによる直感的な操作性を最優先するなら、あえて完成された旧型後期モデルを乗り続ける選択も十分に合理的です。
Q2:ストロングハイブリッドと純ガソリン/マイルドハイブリッドのどちらを選ぶべきですか?
A2:年間走行距離が1万km以上で、長距離ドライブや給油回数を減らしたいライフスタイルならストロングハイブリッド一択です。一方、年間走行距離が数千km程度で街乗りメイン、かつ車両導入コストを抑えたい場合は、純ガソリンモデルや従来型e-BOXERの方がトータルコストで有利になります。
Q3:なぜ「後部座席がひどい」と言われることがあるのですか?
A3:スペース自体が狭いわけではありません。足回り剛性が高まったことによる微振動の伝達と、ハイブリッドバッテリー搭載による座面傾斜角の変化が、旧型の包容力あるシートに慣れていたユーザーから「硬くて落ち着かない」と評されているためです。
まとめ:新型フォレスターが「ひどい」と叩かれる本質を見極めよ
新型フォレスターに渦巻く「ひどい」という声の正体は、クルマとしての出来が悪いからではなく、「価格高騰によるプレミアム化」と「北米志向のデザイン・足回り」が、日本国内のライトな既存ユーザーの期待とズレを生んだ結果に他なりません。
雪道や悪路での絶対的な走破性、世界最高峰の衝突安全・予防安全技術、そして長距離を疲れ知らずで駆け抜けるグランドツーリング性能は、同クラスのライバルSUVを依然として圧倒しています。万人受けを捨てて本格派リアルツアラーへと舵を切った新型フォレスターの真価を理解し、そのトレードオフを受け入れられるドライバーにとって、唯一無二のタフな相棒となることは間違いありません。 (出典: 新型 フォレスター ひどい(Yahoo!ニュース))